世間がワールドカップ・カメルーン戦、驚きの1勝で盛り上がっている頃、
私は7年もかけて小惑星イトカワとの往復をしてきた「はやぶさ」の方が気になってしょうがないっっ!
ここ数日、JAXAのHPを毎日のようにチェックしてました!
いや?
何がスゴイって、はやぶさにはたくさんのプロフェッショナルチームが組まれているんです。
例えば
電波方向探査班、イオンエンジングループ、回収隊・方探班、サイエンスチーム and more…
その分野でのプロ集団がはやぶさを往復させる目的のために集まり
自分たちの仕事を責任持って遂行し
時には喧嘩をして言い合ったことで、最善の答えが導きだせたとか、
そんな仲間たちと手を取り合って涙が止まらないほど成功を喜んだとか・・・
今回のはやぶさのことを知れば知るほど、すごく共感してしまいました。。
おそらく、子どもの頃からチームスポーツをやっていたり
仕事でも仲間と何かのプロジェクトを組むことが多かったからかもね。
チームとか仲間とか、人と何かを目指すとか
考え方も性格も違う他人が集まって何かをしようとすることはすごく難しいし
でも、その後の達成感の大きさは格別だったりするんです!
うまくいかないときは、人と関わることが面倒に感じることもあるけれど
みんなが同じ方向を向いていれば、言い合いをしても無駄にはならないもんですよね。
今回、はやぶさに興味を持って感動したお話を少しだけ紹介します。
<その1・着陸とはなにか?>
2003年5月9日に鹿児島宇宙空間観測所からはやぶさは打ち上げられ
2005年11月20日にイトカワにタッチダウンしました。
でもそのとき着陸を証明するターゲットマーカーも放出したにもかかわらず
バランスを崩し、はやぶさは2回バウンドしたそうです。
あとからデータを調べてみると30分ほどは着陸しているここがわかったのですが
「バウンドは着陸とは言えない!」と
このプロ集団をまとめているトップの川口プロジェクト・マネージャーは
記者会見すらしなかったそうです。
そして6日後、2度目のタッチダウン成功につながったということです。
妥協できなかったんでしょうね。
川口教授のプロ意識が見られます!
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