サバニレース2015 本レースは風警報のため島内レース!
前日のマリリンカップの興奮とほどよい疲労感が残る翌日の6月28日(日)、いよいよ本レース当日ですが、いきなり朝7:00に島内放送が入りました。
「本日のサバニ帆槽レースは沖合で風警報が発令されたため、島内レースといたします・・・」
やっぱりね。
昨日からの風が止みませんでした。 沖を見ると風波が白く立っているのがはっきりとわかります。 これで海峡横断は無理ですよ。
でも、那覇を目指さなくてもレースはレース。昨日のマリリンカップでさえあんなに大変だったのだから、気合いを入れ直していかないとやられてしまうってもんです。島内レースのルートは古座間味ビーチから安室島を回り込み、安慶名敷島、嘉比島を右手に見ながら回航する約10kmのルートです。 風向きからすると、まずは安室島を回るまでが第一関門だと確信しました。
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安室島〜安慶名敷島〜嘉比島〜座間味港までの約10km[/caption]
海の青さが違いますね![/caption]
スタートのホイッスルからそれぞれの艇へ乗り込み、一斉にスタート![/caption]
アビーム賞の盾をいただきました[/caption]

とは言っても、座間味島を含め慶良間諸島は昨年3月に国立公園指定を受けたほど海が美しく、古座間味ビーチはサンゴも大きく育っているような素敵な場所なので、レーススタートまではのんびり海を感じながら舟の調整をしていきます。

いよいよ開会式が始まります。 まずは参加者全員でビーチクリーンから。
そして本レース参加の全40艇のサバニが並ぶと迫力があります!
10:40を前にして、スタートのカウントダウン!
10,9,8,・・・3,2,1
プーーーーーーー!!

風が強いので我々は縮帆してスタートしました。
時折10m近くの風と波、潮流に翻弄されながらのレースでした。マストが折れるチームや何度も沈する艇、ハードな海にもて遊ばれてリタイヤするチームがあるなか、私たちの「津梁」は嘉比島を回航する前に3時間のタムリミットが来てしまい、伴走船の宮平喜文さんとレース委員会がご配慮くださり、そのままコースをゴールまで走らさせてくださいました。

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