こぶたの日記

飛行機で行く東京 その2

前回に続き、こぶた八丈島初上陸のお話です。
人は「八丈に行くならユウゼンを見ておいで」といいますが、私はとにかくカメが見られれば満足だったので
「とにかくカメが見たい。カメを見せろ」
とばかりにガイドにリクエスト。
もちろん、ユウゼンも見られればなおよしくらいの勢いでした。
いま思えば、サイパンのイーグル・レイでトビエイを見せろだの、石垣島のマンタスクランブルでマンタを見せろだのと言っているのと同じで、ガイドにしてみればなんとも緊張感のないつまらないリクエストだったかもしれません。
でも、いいの
カメが見たいんだから。
毎日川奈の海に潜っていても飽きないのと同じで、いくら見ても飽きないのよ。
ということで、私のアルバムの半分はカメがおさまりました。
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あ?、満足、まんぞく。
カメに皮膚病が蔓延しているらしく、コブがあるカメがやっぱり数匹見られました・・・。
これも環境が問題なのかなあ・・・
今のところ原因が分からないそうですが。
これも地球温暖化が少なからず関係しているのでしょう。
もちろん、私ひとりの力で温暖化を改善することはできませんが、こうやって自然と接する機会の多い私たちがその中で感じたことや様子を発信することには意味があるような気がしています。
たとえば、このブログを読んでくださった人が節電を心がけ、買い物にはマイバッグを持って行くことをしたら・・・・また、その友達や家族が同じことをしてくれたら・・・・さらにはご近所の人までもがそんなことを気をつけて生活してくれたら・・・
非力ながらも限りない可能性を感じるのは私だけでしょうか。
昨日、たまたまつけたテレビで沖縄のサンゴ白化現象についてやっていました。
それは、海水温上昇による白化が進む沖縄で、サンゴの植え付けをしているダイバーでした。
沖縄のダイバーたちがどんなにサンゴの植え付けをしても白化を止めることはできません。
しかし、その人は
「孫の時代になったとき、『オジイ(沖縄だからこう呼ぶのね)たちのせいで海の生態系が壊れ、こんなひどい海になった』とは言われたくない。オジイたちなりに精一杯努力をしていたんだということは言えるように、いまサンゴを植えています。」
と話していました。
ダイバーが仮に環境活動を活発におこなっても今の地球の急激すぎる変化には歯止めはかけられないでしょう。
でも、そんな地道な活動をしていることを発信することで、自然に対して少しでも関心を持ってもらえることが、都会で暮らす多くの人たちの日常の心がけにつながるとしたら、意味があることではないかと私は思います。
とにかく、キレイな海を守りたいですね。
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