今年のテーマは「バディ」
今年の実習はいつも以上にバディを意識せざるを得ない場面を意図的に作ってみました。
どうしても大学の選択授業となれば、学年も学部もバラバラで一緒に授業を受けていても名前すらわからない、いわゆる「個」の集まり。
でも、スクーバ・ダイビングは単独潜水は認められていないし、しかも初心者ともなれば器材を背負うことひとつとっても一人ではできません。
そこで、今回の実習では水中でも常にバディが隣にいることを意識させ、陸上でもすべてバディ同士の確認・協力のもと活動をしました。
学生は2泊3日の短い時間の中でバディとの絆が生まれ、そこから一緒に参加している他の仲間へもアンテナが伸びていき、とても濃い関係性ができたようでした。
私たちが学生の頃は仲間と力をあわせて何かをするのは当たり前でしたが、いまはこういう機会を作ってあげないとあえて人とつながりを持とうとしない時代になってしまっているようです。
でも、こういう機会がないよりはあった方がマシでしょ。