計画節電が始まりましたね。
節電の時間でなくても街のお店はなんとなくいつもよりトーンを落とした照明になっていました。
でも、「暗くて不便か?」と聞かれれば不便じゃない。
商品が見えない訳じゃないし。
逆に、いままでどれほど明るかったのかと驚いてしまいました。
いつもは23:00までやっているドラッグストアが21:00で閉店していました。
お店が営業していれば便利かもしれないけれど、閉まっているのなら仕方ない。
また明日、営業している時間に行けばいいじゃない。
便利だったことができなくなると不便に感じるかもしれない。
でも
その不便さになれてしまえば、それは不便ではなくなると思います。
今朝は情報も錯綜しているなか、見送られた計画節電に備えて電車の運休が多くありました。
都心では交通マヒ状態。
でも
これが毎日続くなら、停電の3時間にあたる路線を利用する人は別の方法を考えるでしょうし、バスの運行なども新しく始まるかもしれない。(いまはガソリン不足の問題がありますが)
ルーティーンになってしまえば不便を感じないのかもしれません。
以前、使用できる水に限りがあるキャンプで、食器を洗うにも歯を磨くにも水を大切に使うことが習慣になって帰ってきたことがありました。
1週間ぶりに東京の生活に戻ったら、何の制限もなく蛇口をひねった分だけジャージャーと流れる水に違和感と豊かさを感じました。
そこで本当に必要な使用量を知った気がしました。
私たちの日常の生活は、いかに多くの無駄があるのかってことです。
電気が消えている3時間に、いままで見えなかったいろいろなものが見えてくるような気がします。
自分自身のことや仕事・勉強・人への想い・・・
いろんなことを考え、想いふける時間にするのもいいかもね。
そんな時間の使い方をしてみると、きっと明かりが灯った瞬間にそれを行動に起こそうとするエネルギーになるような気がします。
そしてそのとき見たもの、感じたことに敏感になるかもね。
今日は計画節電初日であちらこちらで騒動となっていましたが、思い切って続けることで落ち着くのではないでしょうかね。
それで1日でも早く被災地に復興の兆しが見えればいいなと思います。
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